血圧が低いのは大丈夫?低血圧の症状・原因・病院へ行く目安と対処法|古河市 ハピアル鍼灸整体院

困っている人

「健康診断でいつも血圧が低いけれど、このままで大丈夫なのかな……」
「立ち上がるとクラッとして、朝も身体がだるい……」
「低血圧は体質だから仕方ないと言われたけれど、何かできることはないの?」

こんな悩みを解決します。

あづち

こんにちは。ハピアル鍼灸整体院です。

「血圧が低い」と聞くと、高血圧より身体に良さそうなイメージを持つ方もいるかもしれません。

実際、血圧が低めでも、めまい・失神・倦怠感などの症状がなく、日常生活に支障がない場合には治療を必要としないこともあります。

一方で、血圧が下がることで脳などへ十分な血液を送りにくくなると、立ちくらみ、ふらつき、目の前が暗くなる、失神などが起こることがあります。

特に、立ち上がったときに血圧が大きく下がる起立性低血圧では、転倒につながる場合もあります。

また、「低血圧だから体質だろう」と思っていても、脱水・出血・貧血・心臓の病気・内分泌疾患・自律神経の病気・薬の影響などが隠れていることがあります。

この記事では、低血圧とは何か・よくある症状・低血圧の種類・考えられる原因・病院へ行く目安・自宅でできる対策・鍼灸や整体でできることを分かりやすく解説します。

目次

まず知っておきたい|低血圧で大切な5つのポイント

低血圧について最初に知っておきたいこと

① 血圧が低くても、症状がなければ必ずしも治療が必要とは限りません。
② 立ちくらみ・めまい・失神などがある場合には、血圧低下との関係を確認します。
③ 立ち上がったときに血圧が低下する「起立性低血圧」は、一般的な低血圧とは分けて考えることが重要です。
④ 脱水・出血・薬・心臓や神経の病気などによって血圧が低くなる場合があります。
⑤ 鍼灸による低血圧改善のエビデンスは十分に確立しておらず、まず原因の評価と標準的な対策が優先です。

血圧の「数字」だけを見るのではなく、症状があるか、いつ血圧が下がるのか、なぜ下がっているのかを考えることが大切です。

低血圧とは?まず知っておきたい基本

血圧とは、心臓から送り出された血液が血管の壁を押す力です。

血圧を測ると、例えば「110/70mmHg」のように2つの数字が表示されます。

上の血圧(収縮期血圧):
心臓が収縮して血液を送り出したときの血圧です。

下の血圧(拡張期血圧):
心臓が広がって次の血液をためているときの血圧です。

一般に「低血圧」という言葉は、血圧が通常より低い状態を表します。

ただし、高血圧のように「この数字を下回れば全員が病気」という単純な基準だけで判断するものではありません。

低血圧では、血圧の数値だけでなく、めまい・失神などの症状があるか、普段と比べて急に血圧が下がっていないかが重要です。

あづち

血圧が低めでも元気に生活できている方はいます。「数字が低い=すぐ病気」と考える必要はありません。

こんな低血圧の症状はありませんか?

血圧が低いことで症状が出ている場合には、次のような訴えがみられることがあります。

  • 立ち上がるとクラッとする
  • 急に立つと目の前が暗くなる
  • ふらつき・めまいがある
  • 立っていると気分が悪くなる
  • 失神したことがある
  • 身体がだるく、疲れやすい
  • 集中しにくいと感じる
  • 食後に強い眠気やふらつきが出る

ただし、これらはすべて低血圧だけに起こる症状ではありません。

例えば、めまいは耳の病気や神経の病気でも起こります。倦怠感は貧血、甲状腺疾患、睡眠障害などでも起こります。

「血圧が低い+症状がある=すべて低血圧のせい」とは限りません。
血圧・姿勢・症状が出る時間・食事・水分・服用薬・持病などを合わせて確認することが大切です。

低血圧にはどんな種類がある?

一言で低血圧といっても、症状が起こる仕組みは同じではありません。

もともと血圧が低いタイプ

特別な病気が見つからず、もともと血圧が低めの方もいます。

血圧が低くても症状がなく、普段どおり生活できている場合には、必ずしも治療が必要になるわけではありません。

一方、倦怠感やふらつきなどがある場合には、本当に血圧との関連があるのか、ほかの原因がないのかを確認します。

起立性低血圧

起立性低血圧は、横になっている状態や座っている状態から立ち上がったときに血圧が大きく低下する状態です。

一般的には、立位となって3分以内に収縮期血圧が20mmHg以上、または拡張期血圧が10mmHg以上低下することが診断の目安として用いられます。

立ち上がると、重力によって血液が脚などへ移動します。

通常は、自律神経などの働きによって血管を収縮させたり心拍を調整したりして、脳へ送る血液を保ちます。

この調整が十分に働かない場合に、血圧が低下して立ちくらみや失神などが起こります。

食後低血圧

食事をすると、消化のために消化管へ血液が集まります。

通常は身体が血圧を保つように調整しますが、高齢者や自律神経機能に問題がある方などでは、食後に血圧が大きく低下することがあります。

食後にふらつく、眠気が非常に強い、気が遠くなるような感じがある場合には、食後低血圧についても確認します。

病気や薬などによって起こる低血圧

脱水、出血、心臓の病気、神経疾患、内分泌疾患、薬の影響などによって血圧が下がる場合があります。

この場合には、「血圧を上げること」だけではなく、原因となっている病気や状態への対応が重要です。

あづち

「いつも血圧が低い」のか、「立ったときだけ下がる」のか、「最近急に低くなった」のかで考え方が変わります。

立ちくらみがあれば起立性低血圧?

必ずしもそうではありません。

立ち上がったときにフワッとする症状があっても、それだけで起立性低血圧と診断することはできません。

血圧を横になった状態と立った状態で測定し、実際に血圧がどの程度変化しているかを確認します。

また、似た症状には、

  • 反射性失神
  • 不整脈
  • 貧血
  • 脱水
  • めまいを起こす耳の病気
  • 体位性頻脈症候群(POTS)などの起立不耐

などがあります。

「立ちくらみ=低血圧」「立ちくらみ=自律神経」と自己判断しないことが大切です。

低血圧はなぜ起こる?考えられる主な原因

低血圧は一つの原因だけで起こるわけではありません。

脱水

汗を大量にかいた、発熱した、下痢や嘔吐が続いたなどによって身体の水分が減ると、循環する血液量が減って血圧が下がることがあります。

夏場だけでなく、十分に水分をとれていない高齢者などでも注意が必要です。

出血

大量の出血があると循環する血液量が減り、血圧が低下します。

外から見える出血だけでなく、消化管など身体の内部で出血していることもあります。

血圧低下とともに、冷や汗、意識の変化、黒い便、吐血などがある場合には緊急性があります。

薬の影響

血圧を下げる薬だけでなく、利尿薬、前立腺の薬、一部の精神科領域の薬など、さまざまな薬が低血圧や起立性低血圧に関係する場合があります。

薬を変更してから立ちくらみが増えた場合には、自己判断で薬を中止せず、処方した医師や薬剤師へ相談してください。

心臓の病気

心臓が十分な血液を送り出せなくなると、血圧が低下することがあります。

不整脈、心筋梗塞、心不全などでは、低血圧とともに動悸・胸痛・息苦しさ・失神などが現れる場合があります。

自律神経の働きに関係する病気

立ち上がったときの血圧調節には自律神経が関係しています。

そのため、パーキンソン病など一部の神経疾患や自律神経障害では、起立性低血圧がみられることがあります。

ただし、起立性低血圧があるからといって、必ず神経疾患があるという意味ではありません。

内分泌・代謝に関係する病気

副腎などホルモンに関係する病気や、糖尿病に伴う自律神経障害などが低血圧に関係することがあります。

強い倦怠感や体重変化など、ほかの症状がある場合には必要に応じて検査を行います。

大切なのは、「低血圧=体質」「自律神経が弱い」と決めつけないことです。
ハピアル鍼灸整体院では、症状が出るタイミング、立ち上がりとの関係、水分摂取、食事、服用薬、持病、身体の状態、医療機関での診断歴なども確認しながら、施術を行ってよい状態なのかを考えます。

低血圧は放っておいて大丈夫?

血圧が低めでも、長年同じくらいの血圧で症状もなく元気に生活している場合には、必要以上に心配する必要はありません。

一方で、重要なのは症状の有無と変化です。

  • 最近になって立ちくらみが増えた
  • 血圧が以前より明らかに低くなった
  • 失神した
  • 歩いていてふらつく
  • 薬を変更してから症状が出た
  • 食事や水分を十分にとれていない

などがある場合には、一度医療機関で確認することをおすすめします。

特に高齢者では、起立性低血圧によるふらつきが転倒やけがにつながる可能性があります。

病院へ行った方がいい?低血圧の受診の目安

健康診断で血圧が低かったという理由だけで、すべての方が治療を受ける必要があるわけではありません。

一方、次のような症状がある場合には医療機関へ相談しましょう。

  • 立ちくらみを何度も繰り返す
  • めまい・ふらつきによって生活に支障がある
  • 失神したことがある
  • 食後に強いふらつきを繰り返す
  • 最近になって血圧が大きく下がった
  • 薬を変更してから症状が始まった
  • 強い倦怠感などほかの症状も続いている

⚠ すぐに医療機関での評価を優先してください

・意識を失った、反応がおかしい
・胸痛や強い息苦しさを伴う
・激しい動悸とともに失神・意識が遠のく
・大量の出血がある
・吐血や黒い便がある
・冷や汗、顔面蒼白、ぐったりするなど急激に全身状態が悪くなった
・激しい嘔吐や下痢などで水分がとれない
・発熱などとともに急速に状態が悪化している

血圧が低いこと自体よりも、急激な血圧低下と全身状態の悪化が重要です。

このような場合には、鍼灸・整体で様子を見ず、必要に応じて救急医療を利用してください。

あづち

「いつも血圧が低いから」と考えず、失神・胸痛・急な体調悪化があるときは医療機関を優先してくださいね。

低血圧は何科に行けばいい?

まず相談しやすいのは、内科・かかりつけ医です。

症状によっては、さらに専門的な診療科を受診します。

  • 動悸・胸痛・失神:循環器内科
  • 起立性低血圧と神経症状:脳神経内科
  • ホルモン異常が疑われる:内分泌内科
  • 黒い便・吐血など:消化器内科や救急

どこへ行けばよいか分からない場合には、まず内科で相談し、必要に応じて専門科を紹介してもらう方法があります。

病院ではどんな検査をする?

低血圧の診察では、「血圧が低いですね」で終わるのではなく、症状や原因を確認します。

  • 普段の血圧はどのくらいか
  • いつ症状が出るか
  • 立ち上がったときに起こるか
  • 食後に起こるか
  • 失神したことがあるか
  • 水分や食事を十分にとれているか
  • 下痢・嘔吐・出血などがないか
  • どのような薬を使用しているか
  • 心臓・神経・糖尿病などの持病があるか

などを確認します。

横になった状態と立った状態で血圧を測る

起立性低血圧が疑われる場合には、横になった状態から立ち上がったあとに血圧と脈拍を測定します。

必要に応じて、身体を傾ける専用の台を使ったヘッドアップティルト試験などが行われることもあります。

血液検査

症状に応じて、貧血、電解質、血糖、腎機能、内分泌疾患などを確認するために血液検査を行う場合があります。

心電図などの循環器検査

動悸や失神がある場合には、不整脈などを確認するために心電図や長時間心電図などが検討されます。

症状によっては心臓超音波検査などが行われることもあります。

すべての低血圧の方に同じ検査が必要なわけではありません。
症状・年齢・持病・服用薬などをもとに、医師が必要な検査を判断します。

低血圧ではどんな治療をする?

低血圧の治療は、原因や症状によって異なります。

血圧が低めでも症状がなければ、治療せず経過を見る場合もあります。

一方、起立性低血圧などで症状がある場合には、まず原因となっている薬や病気、脱水などを確認します。

原因となる病気への治療

脱水があれば水分不足への対応、出血があれば出血の治療など、原因に応じた治療を行います。

心臓、内分泌、自律神経などの病気がある場合には、それぞれに必要な治療を行います。

服用薬の見直し

薬が低血圧に関係している場合には、医師が必要性を確認しながら量や種類を調整することがあります。

自己判断で薬を減らしたり中止したりしないでください。

生活上の対策

起立性低血圧では、水分摂取、姿勢の変え方、運動、弾性ストッキングなど、薬を使わない方法も重要です。

薬物療法

生活上の対策だけでは症状が十分に改善しない場合には、原因や状態に応じて血圧を保つための薬が検討されることがあります。

血圧を上げ過ぎるなどの問題もあるため、医師の管理のもとで使用します。

今日からできる低血圧・立ちくらみ対策

ここからは、特に起立性低血圧などで症状がある場合に、日常生活で確認できるポイントを紹介します。

ただし、持病がある方や医師から水分・塩分制限を受けている方は、自己判断で変更せず主治医へ確認してください。

1.急に立ち上がらない

横になった状態から勢いよく立ち上がると、血圧の調整が間に合わず立ちくらみが起こりやすくなります。

朝起きるときなどは、いったん座ってからゆっくり立ち上がりましょう。

2.水分不足に注意する

脱水によって循環する血液量が減ると、低血圧や立ちくらみが悪化することがあります。

特に暑い日、運動後、発熱・下痢などがあるときは水分不足に注意しましょう。

心不全や腎臓病などで水分制限がある方は、主治医の指示を優先してください。

3.塩分は自己判断で増やし過ぎない

起立性低血圧の一部では、医師の指導のもとで塩分摂取を調整することがあります。

日本高血圧学会でも、低血圧や起立性低血圧で立ちくらみがある一部の病態では、一般的な減塩とは異なる対応が必要になる場合があるとしています。

しかし、「低血圧だから塩をたくさん食べればよい」という意味ではありません。

高血圧・心不全・腎臓病などがある方では、塩分を増やすことが問題になるため、必ず医師へ相談してください。

4.長時間立ち続けるときは脚を動かす

立ったまま動かない状態が続くと、血液が脚にたまりやすくなります。

その場で足踏みをする、ふくらはぎを動かす、脚を組んで力を入れるなどによって、一時的に血圧低下を抑えられる場合があります。

ふらつきが出ているときは無理に立ち続けず、安全な場所で座る・横になることを優先してください。

5.無理のない運動を続ける

長期間身体を動かさない状態が続くと、立った姿勢への適応が低下することがあります。

身体の状態に問題がなければ、散歩や脚の筋力を使う運動などを無理のない範囲で取り入れることがあります。

失神を繰り返す方や心疾患がある方は、運動を始める前に医師へ相談してください。

6.食後に症状が出る場合は記録する

毎回食後にふらつく場合には、食事の時間・量・症状が始まる時間などを記録してみましょう。

食後低血圧が疑われる場合には、医師へ相談するときの情報として役立ちます。

7.自宅で血圧を測る場合は記録する

家庭用血圧計がある場合には、症状が出た時間と血圧・脈拍を記録しておくと参考になります。

ただし、数値を何度も測り過ぎて不安になる必要はありません。

医師から測定方法を指示されている場合には、その方法を優先しましょう。

あづち

まず取り入れやすいのは「急に立たない」「水分不足を避ける」「症状が出た場面を記録する」の3つです。

低血圧に対して鍼灸・整体でできること

低血圧に対して鍼灸や整体を検討する場合には、最初になぜ血圧が低いのか、医療機関での評価を優先すべき状態ではないかを考えることが重要です。

出血、脱水、心疾患、薬の影響などで血圧が低下している場合には、鍼灸・整体ではなく原因に対する医療が優先されます。

鍼灸

低血圧や起立性低血圧に対する鍼治療については、一部の臨床研究があります。

例えば、健康な成人を対象にした小規模研究では、電気鍼によって起立時の循環反応が変化したことが報告されています。

また、特定の疾患に伴う起立性低血圧を対象とした研究もあります。

しかし、研究対象や方法が限られており、一般的な低血圧の患者さんにそのまま当てはめることはできません。

現時点では、「鍼で低血圧が治る」「鍼で血圧を正常にできる」といえる十分な医学的根拠は確立していません。

低血圧そのものを治療する目的ではなく、必要な医学的評価を受けたうえで、併存する首・肩のつらさや身体の緊張などに対する補助的な施術として検討する場合があります。

大切な点:
低血圧では、まず脱水・薬・心臓や神経の病気など原因の確認が重要です。鍼灸はその評価や治療を置き換えるものではありません。

整体

整体によって血圧を上げたり、起立性低血圧を治療したりできるという医学的根拠は確立していません。

低血圧の方でも、長時間のデスクワークによる首・肩のつらさ、身体の動かしにくさなど、別の筋骨格系の悩みを伴う場合があります。

そのような身体的不調について、筋肉や関節の状態を確認しながら施術を行うことがあります。

「背骨を整えれば血圧が上がる」「自律神経を整えれば低血圧が治る」と断定することはできません。

あん摩マッサージ指圧

首・肩・背中などに筋肉の緊張や疲労感がある場合には、身体の状態に合わせてあん摩マッサージ指圧を用いることがあります。

目的は筋肉の緊張や身体的な疲労感への対応であり、低血圧そのものをマッサージによって治療するという意味ではありません。

また、強い立ちくらみや体調不良があるときには、施術中の体位変換などにも注意が必要です。

鍼灸・整体・あん摩マッサージ指圧は、低血圧の原因を診断したり、心臓・神経・内分泌疾患などを治療したりするものではありません。
必要な医療を受けながら、身体に併存する不調への補助的な方法として利用することが大切です。

「自律神経の乱れですね」だけで終わらせないことが大切です

立ち上がったときの血圧調節には、自律神経が重要な役割を果たしています。

そのため、起立性低血圧と自律神経には確かに関係があります。

しかし、「低血圧=自律神経の乱れ」とすべてを一つの言葉で説明することは適切ではありません。

ハピアル鍼灸整体院では、次のような点を確認します。

  • 普段の血圧
  • 症状がいつからあるか
  • 立ち上がると症状が出るか
  • 食後に症状が出るか
  • 失神したことがあるか
  • 水分・食事の状態
  • 下痢・嘔吐・発熱などがないか
  • 服用している薬
  • 心臓・神経・糖尿病などの持病
  • 睡眠・疲労
  • 身体の動きや筋肉の状態
  • 医療機関での診断・検査歴

こうした情報を確認し、身体への施術を行える状態なのか、先に内科・循環器内科・脳神経内科などへの相談を優先した方がよいのかを考えます。

「低血圧という数字だけを見ない」「自律神経だけに原因を求めない」「必要なときは医療機関につなぐ」ことを大切にしています。

東洋医学では低血圧をどう考える?

東洋医学では、血圧という数値だけで施術方針を決めるわけではありません。

立ちくらみ、疲れやすさ、冷え、食欲、睡眠、発汗、便通など、身体全体の状態を確認します。

そのうえで、「気」「血」「脾」「腎」「虚実」「寒熱」など、東洋医学独自の考え方を用いる場合があります。

例えば東洋医学の「気」は、身体のさまざまな働きを支えるものとして考える伝統的な概念です。

東洋医学の「脾」「腎」「気」「血」などは、現代医学の脾臓・腎臓・血液などと完全に同じ意味ではありません。
伝統医学の中で発展してきた、身体を理解するための考え方です。

ハピアル鍼灸整体院では、「気が不足しているから血圧が低い」と東洋医学だけで原因を決めることはありません。

医学的に確認すべき低血圧ではないかを考えたうえで、必要に応じて東洋医学の視点を取り入れます。

あづち

東洋医学の視点も使いますが、失神や急な血圧低下がある場合は、まず病院で原因を確認することが大切です。

低血圧についてよくある質問

血圧が低ければ病気ですか?

必ずしも病気ではありません。

もともと血圧が低めでも、症状がなく健康に生活している方もいます。

大切なのは、めまい・失神などの症状があるか、最近急に血圧が低くなっていないかです。

低血圧だと朝起きられなくなりますか?

低血圧や起立時の血圧調節の問題によって、朝の立ちくらみなどが起こる方はいます。

ただし、「朝起きられない」という症状には、睡眠不足、不眠症、睡眠時無呼吸症候群、うつ病、起立不耐などさまざまな原因があります。

低血圧だけが原因とは限りません。

上の血圧が90台ですが大丈夫ですか?

血圧の数字だけでは判断できません。

もともとその程度で症状がない場合もあれば、普段より急に低下して症状が出ている場合もあります。

めまい・ふらつき・失神などがある場合には医療機関へ相談してください。

低血圧は塩分をとればよくなりますか?

起立性低血圧の一部では、医師の管理のもとで塩分摂取を調整する場合があります。

しかし、高血圧・腎臓病・心不全などでは塩分のとり過ぎが問題になります。

「低血圧だから塩を多く食べる」と自己判断せず、症状がある方は医師へ相談してください。

低血圧は自律神経の乱れですか?

起立したときの血圧調節には自律神経が関係しています。

一方、低血圧には脱水、薬、心臓の病気、出血などさまざまな原因があります。

低血圧すべてを「自律神経の乱れ」と説明することはできません。

低血圧に鍼は効果がありますか?

起立時の循環反応などに対する鍼・電気鍼の研究はあります。

しかし、健康な人を対象にした小規模研究や、特定の疾患を対象にした研究などが中心で、一般的な低血圧への有効性が十分に確立しているとはいえません。

そのため、まず低血圧の原因を医療機関で確認し、鍼灸は必要に応じて補助的に利用します。

古河市で低血圧・立ちくらみにお悩みの方へ|ハピアル鍼灸整体院

ハピアル鍼灸整体院

低血圧というと、「体質だから仕方ない」「自律神経の問題だろう」と考えてしまう方もいます。

しかし、血圧が低い理由や症状の背景は一人ひとり違います。

ハピアル鍼灸整体院では、「低血圧=自律神経の乱れ」「鍼をすれば血圧が上がる」と最初から決めつけることはしません。

普段の血圧、立ちくらみの有無、症状が出るタイミング、水分・食事、睡眠、服用薬、身体の状態、医療機関での検査歴などを確認します。

そのうえで、内科・循環器内科・脳神経内科などでの評価を優先すべき状態ではないことを考慮しながら、必要に応じて鍼灸・整体・あん摩マッサージ指圧を身体的不調への補助的な方法として組み合わせます。

例えば、低血圧とは別に首・肩のこわばり、身体の疲労感などがある場合には、それらの症状について身体の状態を確認しながら施術します。

一方で、繰り返す失神、強い動悸、最近始まった血圧低下などがある場合には、施術だけで対応せず医療機関への相談を優先します。

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「体質だと思っているけれど一度相談したい」「病院へ行くべきなのか分からない」「医療機関で大きな問題はなかったけれど身体の不調もある」という段階でも構いません。必要な医療と身体への施術の役割を分けながら、一緒に考えていきます。

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あづち

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さいごに

低血圧は、血圧が低いという数字だけで病気かどうかを判断するものではありません。

血圧が低めでも症状がなく、普段どおり生活できている方もいます。

一方で、立ちくらみ・めまい・ふらつき・失神などがある場合には、低血圧との関係や原因を確認することが大切です。

低血圧には、もともとの体質だけでなく、起立性低血圧、脱水、出血、薬、心臓や神経の病気などさまざまな原因があります。

特に、失神・胸痛・強い息苦しさ・大量の出血・意識の異常などを伴う場合には、「いつもの低血圧」と自己判断せず医療機関を優先してください。

日常生活では、急に立ち上がらない、水分不足を避ける、症状が出た時間を記録する、無理のない範囲で身体を動かすなど、自分でできることもあります。

塩分摂取については、その方の病気や薬によって適切な量が異なるため、自己判断で増やし過ぎないことも大切です。

鍼灸については起立時の循環反応などを対象にした研究がありますが、一般的な低血圧への有効性が十分に確立しているわけではありません。

必要な医学的評価を受けながら、身体のこわばりや疲労感など別の身体的不調への補助的な方法として、鍼灸・整体・あん摩マッサージ指圧を検討することがあります。

「血圧が低い体質だから」と我慢を続けず、気になる症状がある場合には一度原因を整理してみましょう。

ハピアル

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この記事を書いた人

はじめまして。ハピアル鍼灸整体院 代表の町田慶多です。
はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得後、東洋医学と西洋医学の両面から、頭痛・不眠・自律神経の乱れなどのお悩みに対して根本改善を目指した施術を行っています。
その場しのぎではなく、「今も未来も健康でいられる身体づくり」を大切にしています。
このブログでは、臨床経験をもとに、症状の原因やセルフケア、東洋医学的な考え方を分かりやすく発信しています。

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