寝ても疲れが取れないのはなぜ?熟眠障害の原因・対処法と受診の目安|古河市 ハピアル鍼灸整体院

困っている人

「それなりに長く寝ているはずなのに、朝起きても疲れが取れていない……」
「夜中に何度も起きている感覚はないのに、ぐっすり眠った感じがしない……」
「睡眠時間は足りているはずなのに、日中もだるくて眠い……」

こんな悩みを解決します。

あづち

こんにちは。ハピアル鍼灸整体院です。

「寝ているはずなのに、眠った感じがしない」「朝起きても休んだ感じがない」といった状態は、一般に熟眠障害と表現されることがあります。

ただし、ここで知っておきたいのは、現在の不眠症では「熟眠障害」という言葉だけを独立した病気として考えるわけではないということです。

国立精神・神経医療研究センターでは、不眠症の代表的な夜間症状として入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒を挙げ、その結果として「睡眠によって十分に休養できた感じがしない」=睡眠休養感の低下が生じることを説明しています。

また、「熟睡できていない感じ」があっても、その原因は不眠症だけとは限りません。睡眠時無呼吸症候群、睡眠時間不足、飲酒、痛み、こころの状態などが関係することもあります。

この記事では、熟眠障害とはどのような状態なのか・寝ても疲れが取れない原因・病院へ行く目安・睡眠の質を考えるときのポイント・セルフケア・鍼灸や整体でできることを分かりやすく解説します。

目次

まず知っておきたい|熟眠障害で大切な5つのポイント

「ぐっすり眠れない」と感じる方に最初に知ってほしいこと

① 「熟眠障害」は、十分眠った感じがしない状態を表す言葉として使われます。
② 現在は睡眠時間だけでなく、朝の「睡眠休養感」や日中の状態も重視されます。
③ 「深い睡眠が少ない」と自分の感覚だけで判断できるわけではありません。
④ 睡眠時無呼吸症候群など、本人が気づきにくい睡眠障害が隠れていることがあります。
⑤ 鍼灸について不眠への研究はありますが、原因に応じた標準治療を優先し、補助的な選択肢として考えます。

「何時間寝たか」だけではなく、「朝に休めた感じがあるか」「日中に元気に過ごせるか」まで含めて睡眠を考えることが大切です。

熟眠障害とは?「寝ても眠った感じがしない」状態

熟眠障害という言葉は、一般には十分な時間眠っているように見えても、深く眠った感じや休養した感じが得られない状態を表すときに使われます。

例えば、次のような訴えがあります。

  • 7時間寝たのに、寝た気がしない
  • 朝から身体が重く、疲れが残っている
  • 眠りが浅かったように感じる
  • 夜中に起きた記憶はないのに、熟睡感がない
  • 休日に長く寝てもすっきりしない
  • 日中に眠気やだるさが続く

ただし、睡眠の深さは本人の感覚だけから正確に判断できるものではありません。

「熟睡感がない=深い睡眠がまったく取れていない」と単純に考えるのは適切ではありません。

今は「睡眠休養感」という考え方も大切です

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、睡眠時間だけでなく睡眠休養感も重要な指標として扱われています。

睡眠休養感とは、簡単にいえば「朝起きたときに、睡眠によって身体や心が休まったと感じられるか」ということです。

つまり、「7時間寝たから良い睡眠」「8時間寝れば必ず健康」というわけではありません。

睡眠時間と休養感の両方を見ることが重要です。

あづち

「何時間寝た?」だけでなく、「朝どう感じる?」も大切な睡眠のチェックポイントです。

こんな「熟睡できない感じ」はありませんか?

  • 朝起きても身体が重く感じる
  • 睡眠時間は長いのに疲労感が残る
  • 何時間寝ても寝足りないと感じる
  • 日中に強い眠気がある
  • 寝ている途中の記憶はないのに眠りが浅く感じる
  • 朝に頭痛や口の渇きがある
  • 大きないびきを指摘されている
  • 休日に寝だめしてもすっきりしない

「熟睡感がない」という感覚だけでは原因を判断できません。
睡眠時間・いびき・夜間の覚醒・朝の症状・日中の眠気・生活リズムなどを合わせて確認することが大切です。

寝ても疲れが取れないのはなぜ?考えられる原因

熟睡した感じがしない原因は一つではありません。

実際の睡眠時間が足りていない

まず確認したいのが、実際にどのくらい眠れているかです。

「23時から7時まで8時間布団にいる」場合でも、寝付くまで1時間かかり、夜中に何度も起きていれば、実際の睡眠時間は8時間ではありません。

また、慢性的な睡眠不足が続くと、休日に長く寝てもすぐには十分な休養感が戻らないことがあります。

不眠症

不眠症では、寝付きの悪さ、中途覚醒、早朝覚醒などが起こり、その結果として朝に休養感が得られにくくなることがあります。

本人は「夜中に起きていない」と思っていても、睡眠への不満や日中の疲労が続いている場合には不眠症として評価されることがあります。

睡眠時無呼吸症候群

「長く寝ているのに全然疲れが取れない」という方で、特に確認したい睡眠障害の一つが睡眠時無呼吸症候群です。

睡眠中に呼吸が何度も止まったり浅くなったりすると、そのたびに脳が短く覚醒し、睡眠が分断されます。

本人は夜中に起きたことを覚えていない場合もあります。

  • 大きないびきをかく
  • 睡眠中の無呼吸を指摘された
  • 朝に口が乾いている
  • 起床時に頭痛がある
  • 日中に強い眠気がある

などがある場合には、一度医療機関へ相談しましょう。

アルコール

お酒を飲むと眠くなるため、「よく眠れる」と感じる方もいます。

しかし、アルコールは睡眠後半の覚醒を増やしたり、睡眠の質を低下させたりすることがあります。

また、いびきや睡眠時無呼吸を悪化させることもあります。

「寝付きはいいのに朝疲れている」という方は、寝酒や夜の飲酒も振り返ってみましょう。

寝床で過ごす時間が長過ぎる

疲れが取れないからといって、必要以上に長く寝床にいることが逆効果になる場合もあります。

自分に必要な睡眠時間より大幅に長く寝床で過ごすと、眠りが浅くなったり中途覚醒が増えたりして、かえって「よく眠れなかった」と感じることがあります。

熟睡するために、とにかく長く寝ればよいわけではありません。

痛み・かゆみ・咳・夜間頻尿など

腰痛や関節痛、皮膚のかゆみ、咳、夜間頻尿などによって睡眠が細かく中断されることがあります。

夜中の覚醒を覚えていなくても、身体症状によって睡眠が妨げられている場合があります。

この場合には、睡眠だけでなく原因となっている身体症状への治療が必要です。

むずむず脚症候群・周期性四肢運動

脚の不快感や睡眠中の脚の動きによって睡眠が妨げられる病気もあります。

本人は睡眠中の動きを自覚していないこともあり、「寝ているのに疲れが取れない」という症状として現れる場合があります。

ストレス・不安・気分の落ち込み

精神的なストレスや不安が強いと、睡眠が浅いと感じたり、朝の休養感が低下したりすることがあります。

うつ病などでは、不眠や過眠、疲労感などさまざまな睡眠症状が現れることがあります。

ただし、「熟睡できない=ストレスが原因」と単純に決めつけることはできません。

薬の影響

服用している薬によっては、眠気や睡眠の状態に影響するものがあります。

薬を始めたり変更したりしてから睡眠や朝の体調が変わった場合には、自己判断で中止せず医師や薬剤師へ相談してください。

大切なのは、「眠りが浅い=自律神経の乱れ」と決めつけないことです。
ハピアル鍼灸整体院では、睡眠時間・いびき・中途覚醒・飲酒・身体の痛み・仕事・ストレス・運動習慣・医療機関での診断歴なども確認しながら、施術が適している状態なのかを考えます。

あづち

「寝た時間」だけを見るのではなく、睡眠が途中で細かく乱れていないかも大切なんです。

「睡眠の質が悪い」とはどういうこと?

「睡眠の質」という言葉はよく使われますが、実際には一つの数字だけで決まるものではありません。

例えば、次のような要素を総合して考えます。

  • 必要な睡眠時間が確保できているか
  • 寝付きに大きな問題がないか
  • 睡眠が何度も中断されていないか
  • 予定より早く目覚めていないか
  • 朝に休養感があるか
  • 日中に強い眠気がないか
  • 仕事や家事に集中できているか

これらを組み合わせて考えることが重要です。

スマートウォッチの「深い睡眠」は参考程度に

最近はスマートウォッチなどで「深い睡眠」「浅い睡眠」を確認する方も増えています。

こうした機器は睡眠習慣を振り返る参考にはなりますが、医療機関で行う睡眠検査と同じものではありません。

「深い睡眠が30分しかないから身体がおかしい」と数値だけを見て不安になり過ぎないようにしましょう。

朝の休養感や日中の体調も含めて判断することが大切です。

熟眠障害は放っておいて大丈夫?

たまたま忙しい日が続いた、睡眠時間が短かったなどの理由で、一時的に熟睡感がなくなることは珍しくありません。

十分休むことで体調が戻り、日中に問題がなければ、すぐに病気と考える必要はありません。

一方で、十分寝ているつもりなのに休養感がない状態が何週間も続く場合や、日中の生活に影響している場合には原因を確認することをおすすめします。

  • 毎朝ほとんど休んだ感じがしない
  • 日中に強い眠気がある
  • 仕事や運転中に眠気で困っている
  • 休日に長く寝ても疲れが取れない
  • いびきや無呼吸を指摘されている
  • 起床時の頭痛や口の渇きがある
  • 気分の落ち込みや強い疲労感が続いている

病院へ行った方がいい?熟睡できないときの受診の目安

熟睡感の低下だけで緊急受診が必要になることは多くありません。

しかし、背景に睡眠時無呼吸症候群など治療が必要な病気が隠れている場合があります。

⚠ 医療機関への相談を優先してください

・日中の眠気が非常に強く、運転や仕事で危険を感じる
・睡眠中の無呼吸や大きないびきを指摘されている
・夜中に息苦しさや窒息感で目を覚ます
・十分寝ても強い倦怠感が長期間続いている
・胸痛や強い動悸などで睡眠が妨げられる
・強い気分の落ち込みや意欲低下が続いている
・ほとんど眠っていないのに異常に活動的・高揚している
・自分を傷つけたい、消えてしまいたいという考えがある

特に、眠気によって運転や仕事の安全に影響がある場合には放置しないことが大切です。

あづち

「ちゃんと寝ているはずなのに日中ものすごく眠い」という場合は、睡眠時無呼吸なども一度確認してみましょう。

熟眠障害は何科に行けばいい?

まずは内科やかかりつけ医へ相談する方法があります。

長く続く不眠や、原因の分からない睡眠の問題について詳しく調べたい場合には、睡眠外来・睡眠専門医療機関も候補になります。

大きないびきや無呼吸がある場合には、睡眠外来・呼吸器内科・耳鼻咽喉科などで評価されることがあります。

強い気分の落ち込みや不安がある場合には、心療内科・精神科などが適していることもあります。

病院ではどんな検査・治療をする?

医療機関では、「熟睡できない」という感覚だけではなく、睡眠と日中の状態を詳しく確認します。

  • 何時に寝て何時に起きているか
  • 実際に何時間程度眠っているか
  • 寝付きに問題があるか
  • 途中で目が覚めるか
  • 早朝に目覚めるか
  • いびきや無呼吸があるか
  • 朝の頭痛や口の渇きがあるか
  • 日中に眠気があるか
  • 痛みや夜間頻尿などがあるか
  • 飲酒やカフェインの状況
  • 服用している薬
  • 気分やストレスの状態

などを確認します。

不眠症の場合、すべての方に睡眠検査が必要というわけではありません。

一方、睡眠時無呼吸症候群や睡眠中の異常な動きなどが疑われる場合には、終夜睡眠ポリグラフ検査などが検討されることがあります。

これは、睡眠中の脳波、呼吸、酸素飽和度、心拍、身体の動きなどを詳しく調べる検査です。

「熟睡しているか」を一つの簡単な検査だけで判断するわけではありません。
症状や生活への影響を確認したうえで、必要な場合に睡眠の専門的な検査を行います。

不眠症が原因なら認知行動療法も重要です

熟睡感の低下が慢性不眠症の一部として起きている場合には、不眠症に対する認知行動療法(CBT-I)が重要な治療の一つです。

CBT-Iでは、「もっと長く寝なければ」「一晩中深く眠らなければ」といった睡眠への過度な不安も含め、睡眠習慣を調整していきます。

  • 必要以上に長く寝床で過ごさない
  • 起床時間を整える
  • 眠れない状態で長時間寝床にいない
  • 睡眠への過度な不安を見直す
  • 睡眠習慣を整える

などを、その方の状態に合わせて行います。

慢性的な不眠では、「深く眠ろう」と努力するよりも、睡眠を妨げている習慣を整えることが大切になる場合があります。

今日からできる熟眠感を高めるための対策

「睡眠の質を一気に上げる裏技」はありません。

まずは、睡眠を妨げる可能性がある生活習慣を一つずつ見直してみましょう。

1.睡眠日誌をつける

「眠った感じがしない」という感覚だけでは、実際の睡眠パターンが分かりにくいことがあります。

  • 寝床へ入った時間
  • 眠ったと思う時間
  • 途中で起きた回数
  • 朝起きた時間
  • 寝床から出た時間
  • 昼寝
  • 飲酒・カフェイン
  • 朝の休養感
  • 日中の眠気や疲労

などを簡単に記録してみましょう。

2.必要な睡眠時間を確保する

「睡眠の質を上げれば短時間でも大丈夫」と考えて、慢性的な睡眠不足を放置することはおすすめできません。

まずは自分に必要な睡眠時間を確保できているか確認しましょう。

3.必要以上に長く寝床で過ごさない

熟睡感がないからといって、毎日長時間ベッドにいることが良いとは限りません。

眠くない時間まで長く寝床で過ごすと、睡眠が浅くなったり途中で起きやすくなったりすることがあります。

4.起床時間を大きく変えない

休日に大幅な朝寝坊を繰り返すと、睡眠・覚醒リズムが乱れやすくなります。

できる範囲で起床時間を大きくずらし過ぎないようにしましょう。

5.朝に光を浴びる

朝の光は体内時計を調整する重要な刺激です。

起床後にカーテンを開ける、外へ出るなど、自然な光を生活に取り入れてみましょう。

6.寝酒を見直す

アルコールで寝付きがよくなっていても、睡眠後半が乱れ、結果として朝の休養感を低下させる場合があります。

「眠るためのお酒」が習慣になっている場合には見直しましょう。

7.日中に適度に身体を動かす

体調に問題がなければ、散歩など無理のない身体活動を日中に取り入れることも良い睡眠につながります。

無理に激しい運動をする必要はありません。継続しやすい活動を選びましょう。

8.睡眠の数字を気にし過ぎない

スマートウォッチの睡眠点数や深睡眠時間を毎朝確認し、数値が悪いだけで「今日は体調が悪くなる」と心配してしまうこともあります。

睡眠データは参考にしつつ、自分の朝の感覚や日中の体調も大切にしましょう。

あづち

睡眠点数を100点にすることより、日中を元気に過ごせる睡眠を目指していきましょう。

熟眠障害に対して鍼灸・整体でできること

「熟睡感がない」という症状に鍼灸や整体を検討する場合には、まずなぜ朝に休養感が得られていないのかを考えることが重要です。

睡眠時無呼吸症候群などが疑われる場合には、鍼灸・整体ではなく医療機関での評価を優先します。

鍼灸

不眠症に対する鍼治療については、睡眠の質や不眠症状への影響を調べた研究があります。

一部の研究では、主観的な睡眠の質などに良い影響を示す結果も報告されています。

一方で、研究には方法や対象者のばらつきがあり、「鍼をすれば深い睡眠が増える」「鍼で熟眠障害が治る」と断定できる十分な根拠はありません。

大切な点:
睡眠時無呼吸症候群などが原因の場合には、その病気への治療が必要です。慢性不眠症では認知行動療法などの標準的な治療を基本とし、鍼灸は必要に応じた補助的な選択肢として考えます。

整体

朝の疲労感と一緒に、首・肩・背中のこわばりや身体の痛みを感じている方もいます。

整体では、身体の動きや筋肉・関節の状態、日常生活での身体的な負担などを確認し、それらに対する施術を行います。

「骨格を整えれば睡眠が深くなる」「背骨を矯正すれば自律神経が整って熟睡できる」といった説明を医学的事実として断定することはできません。

あん摩マッサージ指圧

首・肩・背中などに筋肉の緊張や疲労感がある場合には、身体の状態に応じてあん摩マッサージ指圧を用いることがあります。

身体的なつらさを和らげ、落ち着いて過ごしやすい状態を目指します。

ただし、マッサージによって睡眠時無呼吸症候群など睡眠障害そのものを治療できるわけではありません。

鍼灸・整体・あん摩マッサージ指圧は、睡眠医療の代わりではありません。
必要な医療を受けながら、身体のこわばりや痛み、疲労感などに対する補助的な方法として施術を検討します。

「深く眠れているか」だけを見ないことが大切です

ハピアル鍼灸整体院では、「熟睡できません」という相談を受けた場合、単に「睡眠が浅いんですね」と決めつけることはしません。

  • いつから熟睡感がなくなったのか
  • 何時に寝て何時に起きているか
  • 実際の睡眠時間
  • 寝付きに問題があるか
  • 夜中に目を覚ますか
  • 朝早く目覚めるか
  • いびきや無呼吸を指摘されているか
  • 朝に頭痛や口の渇きがあるか
  • 日中の眠気や疲労感
  • 痛みや夜間頻尿などがあるか
  • アルコール・カフェインの摂取
  • 仕事や生活リズム
  • ストレスや気分の状態
  • 運動習慣
  • 首・肩など身体の状態
  • 服用している薬
  • 医療機関での診断・検査歴

こうした情報を確認しながら、鍼灸や身体への施術が補助的な選択肢になるのか、睡眠医療での評価を優先した方がよいのかを考えます。

「熟睡できない=自律神経」と一つに決めず、睡眠・身体・生活全体を確認することを大切にしています。

東洋医学では熟睡できない状態をどう考える?

東洋医学では、「熟眠障害」という一つの症状だけから施術方法を決めるわけではありません。

寝付き、中途覚醒、早朝覚醒、夢の多さ、朝の疲労感などの睡眠状態に加えて、食欲、便通、冷えやほてり、動悸、疲れやすさ、ストレス、月経なども確認します。

そのうえで、「気」「血」「陰陽」「臓腑」「寒熱」「虚実」など、東洋医学独自の考え方を用いて施術方針を考える場合があります。

東洋医学で使われる「心」「肝」「脾」「腎」「気」「血」などは、現代医学の心臓・肝臓・腎臓・血液などと完全に同じ意味ではありません。
伝統医学の中で発展してきた、身体の状態を捉えるための考え方です。

ハピアル鍼灸整体院では、東洋医学だけで熟睡感の低下を判断せず、睡眠時無呼吸症候群など現代医学的な睡眠障害の可能性も考えながら施術を検討します。

あづち

東洋医学の視点も使いますが、「眠りが浅いからこのツボ」と単純に決めることはありません。

熟眠障害についてよくある質問

8時間寝ても疲れが取れないのは熟眠障害ですか?

睡眠時間だけでは判断できません。

実際の睡眠時間、夜間の覚醒、睡眠時無呼吸の有無、日中の眠気、身体やこころの状態などを確認する必要があります。

熟眠障害は不眠症ですか?

「熟眠障害」は、眠った感じがしない状態を表す言葉として使われますが、現在の不眠症では入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒などの症状と、日中の機能への影響を含めて判断します。

熟睡感の低下が不眠症の一部として現れることはありますが、それだけで不眠症とは決まりません。

熟睡できないのは自律神経の乱れですか?

自律神経だけで説明することはできません。

睡眠不足、不眠症、睡眠時無呼吸症候群、飲酒、身体の痛み、こころの状態など、さまざまな要因が考えられます。

朝まで寝ているのに睡眠時無呼吸はありますか?

あります。

睡眠時無呼吸によって短い覚醒を繰り返していても、本人がその覚醒を覚えていないことがあります。

大きないびき、無呼吸の指摘、日中の強い眠気、朝の頭痛などがある場合には医療機関へ相談しましょう。

熟眠障害は何科に行けばいいですか?

まずは内科やかかりつけ医へ相談できます。

長く続く場合や睡眠障害が疑われる場合には、睡眠外来・睡眠専門医療機関も候補になります。

熟眠障害に鍼は効果がありますか?

不眠症に対する鍼治療については研究があり、主観的な睡眠の質などに良い影響を示す報告があります。

ただし、研究の質や方法にはばらつきがあり、「鍼で熟眠障害が治る」と断定することはできません。

原因に応じた標準治療を基本とし、必要に応じて補助的な選択肢として検討します。

古河市で熟眠障害・寝ても疲れが取れない方へ|ハピアル鍼灸整体院

ハピアル鍼灸整体院

「十分寝ているのに疲れが取れない」「朝起きても眠った感じがしない」という状態が続くと、睡眠時間を増やせばよいのか、身体が悪いのか分からなくなることがあります。

ハピアル鍼灸整体院では、「熟睡できない=自律神経の乱れ」と決めつけることはしません。

睡眠時間、寝付き、中途覚醒、いびき、朝の状態、日中の眠気、飲酒、仕事や生活リズム、身体の痛み、首や肩など身体の状態、医療機関での診断・治療歴などを確認します。

そのうえで、状態に応じて鍼灸・整体・あん摩マッサージ指圧を組み合わせ、身体的なつらさへの施術や生活の中で取り入れやすいセルフケアも一緒に考えていきます。

一方で、睡眠時無呼吸症候群など医療機関での評価が必要と考えられる場合には、鍼灸や整体だけで対応せず病院への相談をご案内します。

古河市やその周辺で、寝ても疲れが取れない・ぐっすり眠った感じがしない方へ
「睡眠時間は足りているのにどうして疲れるのか分からない」「病院へ行った方がよいのか知りたい」「鍼灸も選択肢になるのか相談したい」という段階でも構いません。必要な医療と施術の役割を分けながら、一緒に考えていきます。

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あづち

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さいごに

熟眠障害とは一般に、眠っているはずなのに十分に眠った感じや休養した感じが得られない状態を表す言葉として使われます。

現在の睡眠医療では、単純に「深い睡眠が足りない」と考えるのではなく、睡眠時間、入眠、中途覚醒、早朝覚醒、朝の睡眠休養感、日中の状態などを総合して考えます。

原因も一つではなく、不眠症、睡眠不足、睡眠時無呼吸症候群、飲酒、身体の症状、こころの状態などが関係する場合があります。

特に大きないびきや無呼吸、日中の強い眠気、朝の頭痛などがある場合には、「睡眠の質が悪いだけ」と考えず医療機関へ相談してください。

日常生活では、必要な睡眠時間を確保する、必要以上に長く寝床で過ごさない、起床時間を整える、寝酒を見直す、日中に身体を動かすなど、自分でできることもあります。

慢性不眠症が背景にある場合には、認知行動療法などの治療が重要です。

鍼灸についても不眠への研究はありますが、原因に応じた医療の代わりではありません。身体のこわばりや疲労感なども含め、必要な医療と役割を分けながら補助的に取り入れることを考えます。

「もっと深く眠らなければ」と睡眠そのものを気にし過ぎず、まずは朝の休養感と日中の体調まで含めて自分の睡眠を振り返ってみてください。

寝ても疲れが取れない状態が長く続いている場合は、一人で抱え込まず医療機関や睡眠の専門家へ相談しましょう。

ハピアル

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この記事を書いた人

はじめまして。ハピアル鍼灸整体院 代表の町田慶多です。
はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得後、東洋医学と西洋医学の両面から、頭痛・不眠・自律神経の乱れなどのお悩みに対して根本改善を目指した施術を行っています。
その場しのぎではなく、「今も未来も健康でいられる身体づくり」を大切にしています。
このブログでは、臨床経験をもとに、症状の原因やセルフケア、東洋医学的な考え方を分かりやすく発信しています。

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